被災体験談



❤ ASA.N 様 より


・災害名:平成30年北海道胆振東部地震

・住所 :北海道札幌市北区新琴似

・犬種 :ロングコートチワワ 15歳(震災時 14歳)

・性別 :女の子


【体験内容】

9月6日、夜中3時、震度7の地震が北海道で起きました。揺れが始まってすぐ、モコを酸素ハウスから出してお腹に抱えました。テーブルの下に行こうとしましたが、激しい揺れで動けず。モコに覆い被さり、落下してくるものが、モコに当たらないようにしました。地震発生から20分程で、停電。ブラックアウト、北海道中が停電しました。モコは、7月から肺炎・肺水腫・肺高血圧症の疑いで、自宅にて24時間酸素ハウス生活でした。酸素が止まり、9時間後、失神しました。

1本だけあった携帯酸素を口にあて、なんとか目を覚ましましたが、呼吸苦と、チアノーゼ。電話も全くつながらず。

主人が、発電機を借りてきましたが、酸素のコンプレッサーの必要電力が大きく、つかず。ホームセンタームは長蛇の列。SNSで、助けを求めました。皆さんのアドバイスやお力で、開いている動物病院がやっと、みつかり、麻酔用の酸素をあててもらい、チアノーゼの治まりました。そのまま、停電が復旧した場所を探してもらい、市内中心部のビルの地下で電源をお借りして、モコに酸素をあてながら一晩。翌日も自宅の電器は復旧せず、義弟宅へ3日間避難。自宅へ帰れたのは地震発生から4日目でした。


【準備しておいて良かったこと】

モコの薬をと、簡易食をいつも、まとめてあったこと。(避難する際、すぐに持ち出せた。)


【準備しておくべきだったこと】

携帯酸素をもっと沢山用意しておくべきだった。さらに、車から電力を引くインバーター(きれいな電流を、発生でき

るため、酸素のコンプレッサーが動く。発電機のみでは、コンプレッサーは動かない。車がない場合は、インバーター付きの発電機。電力は、コンプレッサーの稼働時に、沢山の電力を使うため、稼働に300W必要の機械だったら、5倍程の電力供給が可能なインバーターが必須。)を用意しておくべきだった。


【みなさんへアドバイス】震災に合い、皆さんに本当に助けていただき、モコの命を守ることが出来ました。

以下、モコを赤ちゃんの時から診てもらっている病院の院長先生からのアドバイスも書きます。

◎持病を書き出した紙を用意する

◎服用している薬があれば、薬の名前、ミリ数、どのくらいの量を飲んでいるかを書いておく。

◎停電の復旧は、優先順位があるので(例えば、市役所、ドクターヘリのある病院、知事公館。)、日頃から市内の重要拠点となる施設を調べておく。 ◎愛犬の非常食、飲み水の準備をしておく。(災害時は物流も止まります。最低4日分は必要と感じました。)

二度と起こっては欲しくはないですが、万が一災害が発生した際、我が子を守れるのは、自分自身です。絶対に諦めない気持ち、日頃からの準備が大切だと感じています。災害時、どうしても犬や猫は後回しとなります。避難所にも、入れないことも多いです。災害発生時のことをかかりつけ病院の先生や、ご家族と相談しておいてください。今、困難な状況にある動物たち、ご家族の日常が、少しでも早く穏やかなものとなるよう心から祈ってます。