日本動物高度医療センターは8日、2019年3月期第2四半期(2018年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.1%増の12.46億円、営業利益が同7.0%増の1.79億円、経常利益が同21.1%増の1.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同35.8%増の1.47億円となった。 同社グループは、飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して高度医療への取り組みを続けるとともに、同社グループ内の診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行うことにより、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めてきた。首都圏東部・北部のエリアをカバーする第3の診療施設として18年1月に東京都足立区に開院した東京病院も順調に推移しており、全体として初診数(新規に受け入れた症例数)は前年同期比23.3%増の2,939件、総診療数(初診数と再診数の合計)は同13.8%増の11,730件、手術数は同6.6%増の843件となった。 2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.3%増の25.60億円、営業利益が同25.0%増の3.50億円、経常利益が同32.8%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.0%増の2.85億円とする期初計画を据え置いている。
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